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気密の疎かにするビルダーに見せてあげて

 2023-06-07
地元ハウスメーカーの営業が「気密なんて必要ないと思いますけど」と
お客様に言ったそうです。

そんな人間の言うことは 聞き流せばよいです。
きっと、お客様より建築の知識は乏しいです。

最近では、設計士の定期講習会でも 気密の重要性を解説するようになりました。
まともな設計士は 気密の重要性を伝えたいのです。
その反面、大手ハウスメーカーの多くは気密施工が苦手なので
「気密の重要性に関しては公にしない」ように議員さんを使って国を動かしています。

気密の重要性について とぼけて来るハウスメーカーに対しては
「エコハウスのウソ2」がとても有効です。
これを貸してあげて 読んだ感想を聞かせてもらいましょう。

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内容も少しだけアップします。
私はこの本を50冊以上買っているので 許されるでしょう。
これからも プレゼント用として買い続けますし~
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今も事務所に20冊以上ストックしてあります。
プラン依頼をされた客様に プレゼントしたいと思っております。
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北陸では太平洋側よりも 気密が重要です
・タンスの裏の壁にカビが生える
・押入の布団が結露でぬれる
・ユニットバスの壁がいつまでも結露している
・コンセントから冷気が出てくる
・システムキッチン・洗面台の足元に冷気を感じる
・エアコンの周りが冷たい
・コロニアルの野地合板が腐っている
これらは気密お疎かにした家の特徴です。
しっかり気密を取れば解決します。

話しは変わりますが 先日、大学時代の友人と電話で話しました。
彼は軽量鉄骨系大手ハウスメーカーのSハウス(神奈川県)に勤めています。
一級建築士と一級施工管理技士などの資格は全部持っています。
「Sハウスって気密は取れないよね?シャーウッドの方でも気密は難しいでしょ?」
と質問をした所
「えー、気密ってやっぱり重要なの?」
と言う返答でした。
大きな会社にいると どんどん無能な設計士になって行きますね。
建築について学ぼうとしなくなるから しょうがないのかな。

「エコハウスのウソ2」の著者である前教授には 講演会をお願いするつもりです。
ダイレクトメールで何回か会話をさせて頂いており、
内容を書面化して ご検討頂くことになっております。
実現できたら嬉しいです。(^^)!

エンドユーザー向けで企画しますので ぜひご参加ください。

PS :
 住宅業界は腐った業界です。
 素人営業がお客様の対応するなんて ありえなくないですか?
 それでも行けると思っている経営者も多いって事です。
 知識武装して コスパの良い素敵な家を造り上げましょう。

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この動画は参考になりますよ!

 2023-06-07
「せやま大学」のご紹介パートⅡ

今回、リンクを張ったこの2本は これから家を建てようとしている方に
見て頂きたいです。
言っておられることは かなり正しいです。


土地から購入する場合、土地と建物を1本のローンで組むには
銀行の本審査がかなり早めに必要となります。
本審査には資金計画書、見積書、そして工事請負契約書が要ります。

本審査を通すために 契約時は仮のプランでもしょうがないと思います。
(ただ、設計士が描いた 仮の間取りは欲しいです)
しかし、見積りは35ページ以上の物が欲しい所です。
やはり詳細や単価が書いてある見積りは必要です。
それに、詳細な仕様書も必要だと思います。

当事務所では 基準となる仕様書をご用意してあります。
この仕様書を競合する他社ビルダーにも渡して 詳細をチェックしておくと良いでしょう。
これは非常に大事な事です。



こちらを参考にして ヤバい工務店を見極めてください。
建築素人の営業を雇っているビルダーは よろしくないですね。
話しをしていて きっと腹が立つと思います。
(直ぐに辞めてしまうでしょうし)

私もこの2本の動画のネタで かなり語る事ができます。
ただ、毎回そのネタでお客様に語るのも大変なので
良さそうな動画おアップさせて頂きました。

せやま印工務店にはなれませんが 
瀬山さんに講演会をお願いする事を検討してみましょうかね。

「住宅業界は腐ってる!」と瀬山さんは言いますが
その言葉に私も激しく同意します(^^)!
自動車や電機、機械の業界に比べると とんでもなく低レベルな業界です。
まず、大手ハウスメーカーがダメなので そうなってしまいました。
詳しくは お会いした時に語らせて頂きます。

PS:
「橋本さんは 他社の悪口ばっかり言ってる!」と言われるのも嫌なので(^^;


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建築費は「11%」高くなりました。資材の高騰が原因です。

 2023-06-04
タイトルの通りです。

資材の高騰により 建築費は11%ほどアップしました。

「えっ、その程度なの?」
と、思われる方も多いかもしれませんが
頭を使って価格を制御していますので その程度です。
また、CONCEPT流分離発注ですと 価格高騰分に事務所の利益は載せませんので
割安感があると思います。

価格制御の一例をあげてみましょう。
当事務所は年間受注棟数が 35棟程度あります。
このくらいの数があると メーカーや材木屋との価格交渉はし易いのです。
値上げはしょうがないく受け入れますが、その直後に掛け率を含めて再交渉しております。
これがポイントなんです。
また、情報を色んな所から 数多く取り込むのも大事ですね。
合い見積もりは やはり必要なんです。

こんな資料を入手しました。
石川県における令和4年度(令和4年4月~令和5年3月)の確認申請の数です。
CONCEPT建築設計は28棟で37位でした。
ちなみに富山県と福井県でも建築をしていますので 
合計すると36棟ほどになります。

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令和5年度の受注棟数も 令和4年度と同じぐらいになりそうです。
おかげさまで 安定しております。

年間受注棟数は40棟を越えたくないので 36棟ぐらいで丁度良いです。
全てのクライアント様とお話をしたいですしー。

全ての面で頑張りますので
よろしくお願いいたします。(^^)/

PS:
 一桁の受注棟数のビルダーとは 仕入れ価格で差をつけます。
 サッシや 設備機器や 木材や 地盤改良や 太陽光は安いですよ!
 それに、当事務所の利益は少ないですよ!(^^;

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32db低減できてます ダブル断熱工法で

 2023-06-03
10年前に建築しました「CONCEPT建築設計 ギャラリー棟」は
トリプルガラス樹脂サッシ+ダブル断熱の実験棟であります。

遮音性のがとても高く 前面の水路に水がザーザーに流れていても
音はほとんど聞こえません。

それを数値化したくなりましたので、iPhoneのアプリで測定してみました。
↓は室内側での音圧は 40.4dbです。
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↓水路側の音圧は72.4dbでした。(室内が40.4dbの時)
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音圧は32dbほど低減されている事になります。
これは、ピアノを室内で引いても 外には音がほとんど漏れないレベルです。

実験をしたのは このような環境下になります。
矢印の所にiPhone測定器を置きました。
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室内側は矢印の所にiPhone測定器を置きました。
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こちらはダブル断熱の施工現場です。
外張り断熱としてフェノールフォームボード40mmをプラスしております。
(標準は耐力面材のEXハイパー9.5mmにアイシネンフォーム90mmを組み合わせ)
本来は断熱性能を向上させる為のものですが 遮音性能も大きく向上します。
サッシは遮音性能が極めて高いトリプルガラス樹脂サッシです。
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ダブル費用としましては 77万円程度(36坪程度の家)です。
材料と大工さんの手間がそのくらいです。
当事務所の利益は載せませんので お買い得だと思いますよ(^^)

「ダブル断熱工法」は遮音性能を求める方にもお薦めです。
よろしくお願いいたします。(^^)/

PS :
 普通のビルダーでは遮音性能まで語れません。
 知識と 経験と 探求心が不足していますから。
 住宅業界はサービス業に近いです。技術屋は少ないです。

カテゴリ :ダブル断熱実験棟 トラックバック(-) コメント(-)
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「CONCEPT建築設計 標準仕様」です

 2023-05-29
R5年6月版「私の住みたい家」の仕様書をアップいたします。

「住宅業界は腐っている」と言われないように
当事務所は「スペックの数値化」と「性能の文面化」を進めております。

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この仕様書をプリントアウトして 他社(ハウスM。設計事務所)に是非お見せください。
そして、書いてある内容について 全部説明してもらってください。
おそらく無理でしょうけど。0136b69be20829ee74e53b784a3b9c402710d24f53_20230529223715e88.jpg

ハウスメーカーと言うものは 
・とりあえずの間取り図
・オオザッパな見積り書
・情報量の少ない仕様書
だけで「工事請負契約」を求めてきます。

こんな「契約もどき」が 怪しい住宅業界では当たり前です。
(ただ、当然ながら 解約となるケースも多い)

「スペックの数値化」と「性能の文面化」を
うちの事務所が コツコツとこれを進めて行けば
いつか、競合他社も同じ事を やらない訳に行かなくなるでしょう。
そうすれば、少しは「まともな業界」になるかも知れません。

家づくりを成功させるには「数値化&文面化された仕様書」が必要です。
そして、しっかり質問してみる事が大事です。
是非とも 私の作った「ベンチマークの仕様書」を活用してください。
よろしくお願いいたします。(^^)!

PS:
当事務所の場合は 
・1級設計士が3回程度作った「仮の間取り図」
・35ページほどの詳細も掛かれた「見積り書」
・スペックや詳細が掛かれた「仕様書」
を提示して契約を行います。(土地の絡みで急ぐ場合)

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