サーモグラフィーで実験
2016-02-17
2月16日、外は雪でした。気温は1℃。

UA値0.34W/㎡Kの家の室内は無暖房で8度でした。

この家にハロゲンヒーターを置いて4時間後、
室内温度は12℃に上昇。
トリプル(3枚ガラス)樹脂サッシの表面温度を測る。
表面温度が13℃。
輻射熱の影響で少し高いようだ。

樹脂枠の表面温度は10.9度です。
室温が12℃なので そんなものでしょう。

外壁面の壁の温度は12.9度。

もっと輻射熱の影響を受ける壁は15.9℃ほどありました。

床にある通気スリットの奥は10.7℃。
この家は エアコンを使い床下から暖めるので 問題はないでしょう。
(今はエアコンがついていない状態です)
しかし、床下にエアコンを計画しない基礎断熱では ここが冷気だまりになってしまいます。
基礎断熱にするなら、床下エアコンにすべきですね(^^)
でも、ディメリットもありますので注意してください!

もうじきエアコンが動くようになりますので
実験するのが楽しみです (^^)
こう言った実測値をもとに設計を行っているハウスメーカー&設計事務所はほとんどありません。
なんの根拠もなく、もしくは受け売りで説明している設計士が大半です。
それに対し、CONCEPT建築設計は いろいろ実験してみます。
真実が知りたいですからね (^^)
是非、他社のエース級設計士の言うことと 比較してみてください。(^^)/
PS :
ちなみに 私は頭が固い人間じゃないです。
ちょい、実験好きなだけです! (^^;
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トリプル樹脂サッシは過剰性能ではない!
2016-01-19
自分用のサーモグラフィーを入手したという事でさっそく実験をしてみました。
こちら、シャノン製のトリプル樹脂サッシです。
ガラス表面は22.2℃
ギャラリー内の室温は24℃です。

樹脂枠は17.8℃
ガラスより温度は下がります。
樹脂複合サッシはここが弱いんですよね。

ちなみに外壁面はきっちり熱を蓄えています。
ちなみにダブル断熱の仕様です。

第三種の給気口周りを計ってみます。
外気が流入してきますので 樹脂のカバーは18.2℃ほどでした。

基礎部分は19℃
40mmの外張り基礎断熱ではこの程度です。
室温よりも5℃低い感じです。
やはり、土間の断熱性能は落ちますね。

良心的ではあるが知識の足りない設計士はこう言います。
「北陸でトリプル樹脂サッシは過剰性能でしょう、
ペアの樹脂サッシぐらいで充分だと思います。」
体感したり、サーモグラフィーで見たりしないと なかなか分からないからね (^^;
価格も安くなり、動きもスムーズになり、バリエーションも増えました。
建築費の0.9%程度の投資でペアがトリプルになるのです。
採用しない理由はないでしょう!と思います。
一緒に「少し未来の家」を考えましょうよ。(^^)
PS :
「技術屋に相談したい!」と言う方は是非おいでください。<(_ _)>
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i-Phone用サーモグラフィーを使ってみる
2016-01-18
本日、「FLIR one」 が当事務所に届きました。i-Phone用のサーモグラフィーです。
お手頃なので導入してみました。(^^)

こんなおしゃれなパッケージ

ライトニングに刺してつかいます。
横にして画面使う方が操作性は良いかな。(^^;
マニュアルは英語なので、細かい操作はまだ不明です。

調べる方向を動かすと 色の諧調が修正されて動きます。
こういうモノなのかな?あまり方向を変えずに使うべき?

スマホなので、写真は撮ってストックしやすいですね。
現場で熱橋を探すには お手軽で良いかもしれません。
これで、サッシの枠とガラスの表面温度も 色と映像でお見できます。(^^)
興味を持たれた方は 是非お買い求めください。
安いとは言っても 38800円! ぐらいはしますけど(^^;
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