実寸法で家具を記入すべき
2020-07-09
「実寸法で家具を記入すべき!」
とウチの設計スタッフを指導しています。
置き家具の寸法を 曖昧にしているの多く見かけますが
それではダメです。
クローゼットが使いにくいとか、机が置けないとか
後から気付く事になります。
また、電気図の計画にも影響が出てきます。
例えば、私が説明に使った子供室の図面がこれです。

おそらくシングルベッドのサイズは
900×2000 ~ 950×2100 でしょう。
引き戸を開けて入った時にベッドとは700mm~800mmです。
ベッドは背が低いので圧迫感は無いでしょう。
クロゼット扉からベッドまでは 950~1050ほど
扉を開けて使う分にも狭さはありません。
スタディーカウンターは固定する計画です。
部屋の対角の距離は稼げるので 狭さは感じないと思います。
クロゼットを除いた広さが4.5帖ほどです。
距離感をしっかり確保してあるので 設計的には合格です。
置き家具の寸法を適当に描いたりする設計士もいます。
家具や家電の寸法を知らない設計士もいます。
家具は実寸法で入れるように 施主様から指示してください。
念のために、施主様の方で寸法のチェックもしてください。
わたしもできる限りの努力はいたします。
高気密高断熱と高い耐震性能だけに 拘っているわけではありません。
合理的な空間と 開放的な空間の設計にも 拘っています。
この考え方はどうでしょう?
気に入ってもらえたら嬉しいです (^^)
カテゴリ :実寸法
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