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ホールダウン金物が29本!多過ぎかな?

 2022-07-27
M邸のホールダウン金物の配置計画です。

キミドリ色の所にホールダウン金物が入るのですが
なんと29本もあります。
いつもの感覚(充足率1.8倍越え)で面材耐力壁とスジカイを計画したのですが
ちょっと耐震性能を上げ過ぎたのか ホールダウンがいっぱい必要となりました。
大きな建物なので 普通は12本~15本程度だと思いますが(^^;

軸組は耐震等級2以上の耐震性能があると思われます。

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同業者の方がこれを見たら
「CONCEPT建築設計、やりすぎ!」
と思うでしょう。

「地震に強い家」の基準は設計士によってかなり違います。
家を建てる方は その基準を見極める必要があります。
当事務所は 大地震が近いうちに必ず来る!と想定で設計しております。

弱い家を建てているビルダーはまだまだ多いです。
怪しい構造計算をしているビルダーもいくつかあります。
助言させて頂きますので しっかり見極めてください!
よろしくお願いいたします。(^^)

PS: この家はめちゃ強いです。雑壁耐力壁の余裕もあるし。

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耐震等級2の許容応力度計算付は かなり強い!

 2022-01-27
こちらは数日前に上棟しましたN邸、
通常の耐震等級2ではなく 許容応力度計算付きの耐震等級2です。

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許容応力度計算付きの耐震等級2は かなり強いです。
耐震等級2とは別物で 耐震等級3に近いと言えます。
構造計算も少し手間が掛かるので 費用的には少し高いです。

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石川県のビルダー(ハウスメーカー、工務店、設計事務所)が建てている家を見ていると
地震に弱わそうな家は非常に多いです。
やっぱり施主様が知識武装して 見極めないとダメな気がします。

前にも書いたことがありますが 地震に強いかチェックする方法です。

①ビルダーの人に「いつも耐震壁量の充足率は何倍で設計してますか?」と
 聞いてみると良いでしょう。
 1.5倍は欲しいと思います。(当事務所の設計は1.8倍です)
②工事中の基礎のホールダウンの数を調べてみる。
 4本以下だったら耐震性能はかなり弱いです。(総二階の38坪程度の家の場合)
 当事務所では10本ぐらいあります。
 耐震等級2だと15本以上になるでしょう。

回答を聞けば 何となく感じがつかめると思います。

それと、構造計算を社内でやってるビルダーって要注意です。
自社の都合が良いように 計算式をいじっていたりしますので。
むしろ、社外で構造計算をした方が良いと思います。
多くの人の目でチェックされた構造計算がベストです。
(インチキ構造計算のビルダーもいくつかあります)
  
家は気密断熱も重要ですが 耐震性能も重要です。
そしてデザインや使い勝手も重要です。
それを全部兼ね備える事はそんなに難しくはありません。
当事務所にとっては当たり前です。

ハイバランスな家の普及に努めます(^^)

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建築基準法の必要壁量の「200%以上」はあります

 2021-08-17
建築基準法の壁量の充足率が大事です。
最近の4物件のデータを確認してみました。

まず、A邸を見てみます。
この二つ目の表にある充足率がポイントです。
 1階部分は X方向で2.427倍 Y方向で2.355倍
 2階部分は X方向で3.297倍 Y方向で2.777倍
目標値である1.8倍を軽く超えています。
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こちらのB邸はこのような数値です。
数値的には 過剰な耐震壁量でクリアしています。
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C邸の数値はこのような感じです。
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D邸はこのような感じです。
数値的にはかなり余裕があります。
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1階部分は1.8倍(180%)クリアを目標としています。
ただ、バランスを考えてスジカイを入れていくと このような数値になってしまいます。
2階はダイライトだけでは耐震のバランスが悪いので
スジカイを考えて配置しています。
そうすると 2.7倍を超えて行ってしまうんです。

数値をベースに 感覚的に強い耐力壁の入れかたをしております。


耐震等級2は壁量の充足率で言うと1.8倍ぐらいなので
それと同等か、それを越えた耐震性能となっています。
当事務所では 構造計算を掛けない物件でも「本当に地震に強い家」を設計します。

ハウスメーカーに行って耐震性能を確認する時は
「モデル棟の壁量の充足率を見せてください」
と言ってみるのが良いと思われます。
想像より数値が低くて びっくりするかも知れませんよ。
特に自社で構造計算を掛けているビルダーには要注意です。

頑張って強い家の普及に努めます。
よろしくお願いいたします(^^)/

PS :
 雑壁は壁量計算に入れてないので 実際はもっと強いです。
 制震テープ工法や金物工法を加えれば さらに強いです。(^^)

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