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プロトモデル2000年型の施工記録 後編

 2012-05-14
プロトモデル2000年型の施工記録 後編です。

3月1日13
建具は木目シート張りの建具、床材はカラーフロア12mmです。
当時の住宅会社としては建材以外に選択の余地はありませんでした。

2月18日12
室内の仕上げはビニールクロスです。これがスタンダードでしたね。

2月23日19
セーレンで生産していた木製玄関ドアです。
高気密高断熱のなかなか良い製品でしたが 残念ながら製造中止となりました。

12月12日002
浴室の基礎立ち上がり部分にはスタイロフォーム30mmを打ちこみしていました。
今、気が付いたのですが 外部収納周りに断熱材が入っていませんね。
これは、良くないです。(大ごとではありませんが)
当時の基礎にはホールダウン金物がありません。
まだ、義務化されていなかったのですね。

12月10日03
当時としては、なかなかのごっつい鉄筋でした。

この家は高気密高断熱の普及を目指す 38坪×47万円の価格でした。
今だったら、床は無垢フローリング、壁は紙クロス、建具は無垢材(突き板)、全サッシLOW-Eガラス、
屋根は平瓦を標準採用してたでしょうね。

現在と仕上げの仕様はかなり違いますが 快適な家でした。
嫁さんが冬に電気毛布なしで寝むれるようにしてくれた この家はエライです。

CONCEPT建築設計は定期的にプロトモデルを造り
普通の住宅会社がやらない色々な実験をし続けて行きます。

気になったら「隠れ家的設計事務所」に遊びにおいでください。

PS:ちゃんと看板出すかな~
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プロトモデル2000年型の施工記録

 2012-05-14
2000年に建てた高気密高断熱住宅プロトモデルです。

低価格で高気密高断熱住宅を普及する為の実験住宅でした。
そして、私が初めて建てた自宅でもあります。(今は知人の住まいとなっております。)

3月21日00
ガルバリウム鋼板を採用する事で 個性を強調しました。
12年経ったガルバを見て 耐久性が高い事を確認できました。

12月13日034
当時、所属していた住宅会社としては 初の金物工法を採用しました。
引き抜きの力に対して非常に強い作りです。ガッチリ組めるという感じがしました。

12月29日005
柱間に入れるHPパネル工法です。隙間相当面積C値は0.54でした。

12月13日059
耐震ボードに50mmのウレタンが接着してあります。床も50mmのウレタンボードです。
天井断熱はロックウール吹きこみ200mmでした。

12月15日002
外から見ると銀色です。耐侯性と結露防止の為?だったでしょうかね。

12月15日003
換気ダクトは塩ビパイプを使用していました。
空気の流れに対する抵抗は少ないですが、配管はかなり大変です。
天井の高さも限られてしまします。

実際7年間住みましたが、高気密高断熱住宅は快適でした。
冬期、38坪の家は4000kcalのFFファンヒーターだけでかなり暖かったです。
リビングを21℃にしていると寝室は22℃、浴室は18℃、玄関20℃という
温度のバリアフリーを実現できていました。

シックハウス的な臭いも感じませんでした。
第三種換気システムがしっかり効いているおかげでしょう。

実際、家を建ててみて高気密高断熱住宅のディメリットは全く感じられませんでした。
特に冬は非常に快適でしたね。

このプロトモデルのデータと経験は 今も「考気密考断熱住宅」の設計に生かされております。

ありがとう!プロトモデル。

PS:
高気密高断熱を否定する人は 一度住んでみてから否定してください。
それと、販売する人と設計する人もね。




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アイシネン施工完了

 2011-12-14
プロトモデルの充填断熱の施工が完了しました。

今回はアイシネンフォームを屋根に300mm、壁に100mm吹き付けました。
ついに、外断熱と充填断熱のダブル断熱が実現しました。

RIMG0093.jpg
多めに吹き付けて表面をカットしています。

RIMG0098.jpg
屋根は遮熱ボードの上に300mm吹きつけました。

RIMG0105.jpg
壁も多めに吹き付けてくれました。

RIMG0113.jpg
外断熱の張り込みが終わり、いよいよガルバリウム鋼板の施工に入ります。

建築をお考えの方に ぜひ一度見て頂きたいです。
他の現場発泡断熱材とは ひと味違います。
気泡が細かくシフォンケーキのように柔らかです。
これが性能低下を防ぐポイントなのです。

16日の午後は気密測定を行います。
予想としては隙間相当面積0.20あたりでしょうか。

現場を見学する事は可能ですので 興味のある方は是非ご連絡ください。

CONCEPT建築設計は「Q値」「C値」を全棟測定、そして全棟公開いたします。
安定して最高レベルの性能を出す自信はありますので。

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「プロトモデル」Q値1.46W/㎡Kに改善

 2011-12-08
「先導的高気密高断熱プロトモデル」Q値を改善します。
当初の計画ではQ値1.48W/㎡Kでしたが 屋根断熱をアイシネン300mmにして1.46W/㎡Kに性能アップさせる事にしました。
屋根断熱は天井断熱に比べると気積が大きくなり Q値的には不利ですが、なんとかこの数値まで持ってくる事ができました。
建物の坪単価は40坪クラスで55万円/坪に納まる予定です。

RIMG0014.jpg
外張り断熱のネオマフォームの施工が完了しました。
来週からは充填断熱のアイシネンフォームを施工いたします。

ちなみに 見学する事もできますので よろしくお願いいたします。
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チーク材の高断熱玄関ドア

 2011-11-28
プロトモデルのメイン玄関ドアです。

チーク材の玄関ドアです。
しかも極めてレベルの高い気密断熱ドアなのです。

RIMG0020_20111127132702.jpg
このドアは とても重いです。大人二人で持つのも辛いそうです。

DSC_0002_20111127133621.jpg
本物のチークの玄関ドアなんて めったにお目にかかれません。
とても貴重です。

このドアは既製品なのですが、おそらく石川県での採用事例はないと思います。

では、明日あたりこのドアを取り付けしてみましょうか。



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