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第一種ダクトレス換気システムが不調

 2020-08-09
当事務所のモデル棟で実験採用している 第一種ダクトレス換気システムが不調です。
と言うか、停止していました。

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停止した原因は不明です。
とりあえず通電されているか調べてみます。
ちなみに導入してから3年半です。

この第一種ダクトレス換気システムは 2台がペアになって動作しています。
そして、70秒ごとに給気と排気を切り替えて 換気う仕組みです。
これが止まってしまうと 室内の空気は滞ってしまうので困りますね。
(実際はトイレと納戸の換気扇を24時間動かしていたので 多少の空気の流れはありました。)

もともとドイツ製なので 電圧に関係する物など
いろいろと改善の余地はありそうですね。

モーターが壊れていたら結構な費用が掛かりそうです。(^^;
(保証は5年ありますので メーカーに修理を依頼しようと思います。)

PS :こう言った製品は、なるべく自社で実験採用してから ご提案いたします。

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コロナ対策の換気について考える

 2020-08-04
コロナ感染のリスクを回避するのに「換気する事は大事!」と
言われています。

コロナが日本で流行りだしたのは4月頭ぐらい。
窓を開けっぱなしにしても、大して寒くない季節でした。
今後ですが、コロナはおそらく 今年の冬も流行ると思うんです。
その時に窓や玄関を開けっぱなしにできるのか?
・・・・かなり難しいと予想されます。

でも、高気密高断熱住宅で換気システムが入っていれば
空気の流れはできているので換気はしっかりできます。
(気密性能は0.8c㎡/㎡は確保する必要がある)

換気システムの種類によって 
空気を入れ替える能力は変わってきます。

①第三種ダクト式 :給気はガラリ、排気はダクトを使った換気システムで排気
②第三種ダクト無し :給気はガラリ、排気はトイレや洗面所、浴室などの換気扇
➂第一種ダクト式 :給気と排気をダクトによって行う
➃第一種ダクト無し :2台がペアになり給気と排気を交互に行う

図は④のイメージ図です。
空気入れ替えはちゃんとできるのか?疑問が残ります。
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AとD、BとC それぞれペアになり 給気と排気を分担します。
70秒で給気から排気、排気から給気に切り替わります。
BとCはペアとして機能すると思います。
(空気が入れ替わるかは別として)
AとDはペアとして機能しないように思えます。
距離が遠いし ドアが2枚あるので 70秒でどれだけ空気が移動できるのか?
Aは BかCと仲良くなったりしませんかね。

後は施主さんが 考えて判断してみてください。

➂も均等に空気を排気できないので 個室が区切られた家ではきつい。

①と②は確実に入れ替わると思います。
特に①は排気量を調整できるので 空気を入れ替える意味では有効。

②は全熱交換の場合、熱交換素子のエレメントの穴の大きさが気になります。
確認したところエレメントの穴は0.001μmで ウイルスのサイズは0.1μmという事なので
基本的には排気から給気の方へ移動する事はなさそうです。
(実際ウイルスで実験したことは無いので100%とは言えないそうです)

シックハウス対策用の換気システムは テキトーでOKでしたが
「コロナ対策として しっかり換気ができるのか?」
と質問されたときは シビアな回答が必要です。

当事務所の換気システムは ①が80% ②が18% ➂が1% ④が1% の採用率です。
もともと、空気をきっちり入れ替えたいと言う思いから
①を標準としていました。
やはり、高気密高断熱住宅の基本は①ですね。

この辺り、いろんな設計士さんに聞いてみたら良いと思います。(^^)
もう一度言いますが、選ぶのは施主さんです!

PS:
 ダイキンさん。ローヤル電機さん、福田温熱空調さん、スタイルワン設計事務所さん
 皆さん、ご意見ありがとうございました!
 自分の考えは ある程度正しい事が再確認できました(^^)/

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ダクト無しの換気計画は成り立つか

 2020-05-23
建材から発散される有害物質(ホルムアルデヒド等)によって
住む人の健康が害されている事が分かった。
それを改善する為には 空気を確実に入れ替える換気計画が必要とされました。

そして「シックハウス対策」が20年ほど前に 建築基準法で義務づけられました。
内容としては「機械換気を用いて室内の空気を0.5回/時間入れ替えなさい」
と言うものです。

その初期型の換気計画がこちらです。
排気側はトイレ、浴室、ホール、(洗面所)などの電動ファンを使います。
そして、給気側にも電動ファンを計画させられました。
これは、机上の理論の「クレームが付いた失敗換気計画」でした。(^^;
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和室に給気ファンがついてますが、冬はメチャクチャ寒いです。
パナさんのカタログですが、パナさんが悪いわけではありません。

排気ファン(上)はこんな感じでした。
給気ファン(下)は最初「切スイッチ付」では無かった。
スイッチが付いていると 庶民は冬に寒いとか 電気代がもったいないとか
とか言って切ってしまう可能性があるので
簡単には切れないようにさせられました。(これが義務)
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でも、給気にファンがあると冬は寒いんです。
かなり寒いんです。
そして、徐々に内容は緩和され「スイッチ津付きでもOK」となりました。

現在、主流となっているのはこの方式
給気は自然吸気です。
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でも、この換気計画も問題があります。
例えば2階の計画ですが 寝室は排気ファンとかなり遠いです。
この場合、排気ファンに近い洋室Bの給気は効きますが
寝室からの給気はかなり少ないです。
空気は 近い給気口から空気を引っ張ってしまうのです。

これが、排気ファンと給気ガラリです。
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この、ダクトの無い第3種換気は 
高気密高断熱の経験が乏しいハウスメーカーがやりがちです。
換気の重要性を分かっていませんから。

それに対し、高気密高断熱に慣れている工務店は
「ダクト方式」を採用しています。
これは 第1種でも第3種でも 両方に言える事です。
海外の高気密高断熱住宅は ダクト式がスタンダードです。

コロナウイルスの3密対策として 換気の重要性が認識され始めましたが
ダクト式換気システムが入っていれば 窓を開けなくても
きっちり空気が入れ替わります。

家の建築を計画している方は
是非とも、換気システムの仕様についても 吟味してください。

高気密高断熱住宅は 気密・断熱・換気 が確保されてこそ
本当の高気密高断熱住宅と言えます。(^^)

PS :
 住宅業界の流れについては がっちり語ります。(^^)/
 その辺りも、他社と比較してみてください。

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虫を防御する為のフィルター

 2019-12-09
第3種換気システムの給気口(空気を外部から取り込む)に
これを付けてみようと思います。(^^)/

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給気口メーカーの花粉フィルター(目の細かい)も売っているんですが
そのフィルターの位置が室内に近いので 虫はあまり防げません。
開度を調整する為のスライドバーの隙間から 虫は普通に侵入してきます。

この商品だったら スライドバーからの侵入を防ぐことができる。
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真ん中に丸穴が開いているので、それはフィルターの切れっぱしで塞ぎました。
こんな感じです。
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もうちょっと隙間が無いように調整するつもり。

見た感じは虫を防げそうですよね!
お値段は400円ほど。
カーマホームセンターのキッチン用品のコーナーで売ってます。

あと、ついでに言っておきます。

【重要連絡事項】 
 給気口の開き具合は 必ずスライドバーで調整してください!
 特に冬は 冷気が大量に入らないよう調整してください。
 絞っても結構な量の空気が入ってますから。
 自宅では風向きに合わせて調整しております。

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全館空調の採用を検討ちう

 2019-01-21
最近、全館空調の採用を検討しております。

ダイキン、三菱電機、デンソー
以上の3社を比較検討します。

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おそらく、全館空調を求めておられる方も 多少おられると想像いたします。
実際、東京では全館空調のニーズもしっかりありまして、
空気が汚れている地域や 騒音の酷い地域で人気のようです。
また、大手ハウスメーカーも予算を沢山持っている方に提案し 採用しているようです。
ただ、気密の取れていない家ではクレームが続出しています・・・。

当事務所としては、
今までの仕様に加えて 全館空調のバージョンも持ちたいな!
と言う感じです。(^^)

話は変わって
ローヤル電機さんが金沢にも営業拠点を作るそうです。
こちらは、ダクト式第一種換気システム(全熱交換型)のメーカーさんですね。
このメーカーさんは 色々なメーカーにOEM供給を行っている
実績とノウハウのあるメーカーさんです。

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あんしん修理サポートと言うサービスを始めたそうです。
第一種はメンテナンスが重要なので 確かに安心かもしれませんね!(^^)

PS:
 全館空調の採用に関しては スタイルワン設計事務所のスガちゃんから
 ノウハウを分けて頂いております。
 いつも、あんがと!(^^)/


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