全棟でQ値算出&C値測定
2013-11-20
最近、「高気密高断熱だと思い込んでいる住宅」が増えております。これらはエコポイントをもらう為に
次世代省エネ基準をクリアさせ ペーパーバリア(気密層)を設けた簡単な家です。
悲しい事にクオリティーは極めて低いです。
(高気密高断熱住宅の先進国の人に見られたら恥ずかしい!)
本物かどうかを確認するには やはり個体それぞれの性能表示が大事です。
Q値とC値は次世代省エネの基準をどのくらい上回っているのか
クライアント様が知りたいと思うのは当然ですが、
設計者や施工関係者も実際の性能を知っておくべきです。

こちらは Iji-House のQ値とμ値です。
あえて、Q値計算とC値測定は第三者機関にお願いしております。
それは数値のねつ造を防ぐとともに、私どもの「考え方の間違え」を指摘してもらう為です。
逆にこちらが第三者機関に指摘する事もあります。
(自分の家として高気密高断熱住宅を3棟建てたましたから(^^))
個体別のスペック表示を大手ハウスメーカーはできません。
大量生産では無理なのです。
スペックを確保するには熟練した志の高い職人が必要です。
でも、時代は低炭素住宅などの個体スペック表示化へ向かっています。
覚えておいてくださいm(__)m
PS:
大手ハウスメーカーの低炭素住宅における逃げ道は
大容量の太陽光発電を載せる事によって スペックが良いように見える事ですね。
カテゴリ :建築
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