ツーバイフォーの割合は
2014-04-15
石川県における ツーバイフォーの割合は在来工法241棟、ツーバイフォー10棟、なので4%となります。(軽鉄、RCを除いた場合)
あえて、ツーバイで建てる意味はあるのでしょうか?

石川県でツーバイを販売しているのは
ディーラー :Sハウス、Mハウス
フランチャイズ :Sホーム
地元ハウスメーカー :Oホーム
(アパートはD建宅 )
基本的には北陸の気候を知らない会社が多いのです。
雪も多いが、雨も多いという過酷な地域。
普通だったら、屋根の完成まで時間がかかるツーバイを選びませんけどね。
在来工法は建て方の次の日には屋根の防水シート(ルーフング)を施工できます。
ツーバイは建て方から屋根にルーフィングを張れるまで2週間かかります。
雨ざらしは、見ていていやなモノですよ~^_^;
たぶん、あえてツーバイの家を採用していると思うのですが
これから先、生き残って行けるかは不明です。
面材耐力壁は在来工法でも出来ますから(^^)
地元ハウスメーカーのO社はホームセンターも経営していますから、
ツーバイで建てた方がメリットが多いのでしょう。
建築で利益を取り、材料の流通でも利益を取れますからね。
(在来で建てたら、利益の一部は材木屋さんに持って行かれます。)
でも、ツーバイは関東地方などでは かなりのシェアがあります。
防火地域ではファイヤーストップのあるツーバイが有利で
火災保険も安いそうです。
関東で雨が沢山降るのは梅雨の時期ぐらいで
あとは気候が安定していますからね。
ツーバイでも問題ないでしょう。
ちなみに、
CONCEPT建築設計はツーバイでやる意味はまったく無いと思いますので、
在来工法(改良型)をメインで設計して行きます。(^^)
カテゴリ :ひとりごと
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