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今回の気密測定の結果は 0.17c㎡/㎡

 2014-09-16
本日、Tom-Houseの気密測定を行いました。

玄関ドアはキムラ製の木製玄関ドア、
サッシはYKK製のAPW-330防火窓
断熱材(壁)は アイシネンフォーム90mm+EPS断熱材32mm
耐震耐火気密ボードとしてダイライトMSを使用しています。

1-IMGP1781.jpg

気密測定の結果は 0.17c㎡/㎡ 
良い数値だと思います。
今回は準防火地域と言う事で 樹脂サッシAPW-330防火窓を多用しました。
引き違いサッシも多かったので、この数値は立派なものだと思います。

1-IMGP1780-001.jpg

当事務所の工法は、理論的に気密性能の経年劣化が少ないと思われます。
ダイライトMSを張った時点で気密処理を行い、
その後にアイシネンを吹き付けて気密をしっかり取っています。
二重の気密構造になっている事で、劣化による隙間の発生を抑えています。

それに比較すると、ビニルシートによる気密工法は気密テープに頼る所が多く、
躯体の動きや熱膨張、熱収縮などによって、気密性能が落ちやすいと思われます。
特に複雑な形状の建物は 気密性能の確保が難しいでしょう。

最近、気密性能は0.9~1.9と非常に高レベルで安定していますが、
それをキープしつつ、さらに進化させて行きたいと思います。(^^)

PS:
高断熱化するなら、気密層は絶対に必要です!
それを知らない設計士もいますので、是非教えてあげてください。
30年前の「北海道の気密層を持たない高断熱住宅の失敗」を繰り返さないために!
専門家なら 当然知っていますよね~(^^)


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