トリプル樹脂サッシは過剰性能ではない!
2016-01-19
自分用のサーモグラフィーを入手したという事でさっそく実験をしてみました。
こちら、シャノン製のトリプル樹脂サッシです。
ガラス表面は22.2℃
ギャラリー内の室温は24℃です。

樹脂枠は17.8℃
ガラスより温度は下がります。
樹脂複合サッシはここが弱いんですよね。

ちなみに外壁面はきっちり熱を蓄えています。
ちなみにダブル断熱の仕様です。

第三種の給気口周りを計ってみます。
外気が流入してきますので 樹脂のカバーは18.2℃ほどでした。

基礎部分は19℃
40mmの外張り基礎断熱ではこの程度です。
室温よりも5℃低い感じです。
やはり、土間の断熱性能は落ちますね。

良心的ではあるが知識の足りない設計士はこう言います。
「北陸でトリプル樹脂サッシは過剰性能でしょう、
ペアの樹脂サッシぐらいで充分だと思います。」
体感したり、サーモグラフィーで見たりしないと なかなか分からないからね (^^;
価格も安くなり、動きもスムーズになり、バリエーションも増えました。
建築費の0.9%程度の投資でペアがトリプルになるのです。
採用しない理由はないでしょう!と思います。
一緒に「少し未来の家」を考えましょうよ。(^^)
PS :
「技術屋に相談したい!」と言う方は是非おいでください。<(_ _)>
カテゴリ :サーモグラフィー
トラックバック(-)
コメント(-)
タグ :