「床下にエアコン置いて暖房」はありか?
2016-02-12
床下にエアコン設置して作動させ床下空間を暖かくし
スリットから暖気を室内に送り込む。
この方式に興味を持たれる方も多いです。
しかし、この方式には大きな問題があるのです。
「コンクリート臭と粉塵です」
これが、結構クレームになることが多いです。

写真は床下エアコン暖房を採用したTkh-Houseのエアコンスペースです。
お客様の熱望により採用しました。もちろん、リスクは説明済です。
コンクリートは家が引き渡しになった後でも 湿気を放出し続けます。
独特の臭いがあるのです。
これにクレームがつくと大変、非常に対処がしにくいのです・・・・。
たまたま、床下換気システムのマーベックスさんがいらっしゃったので、
その事について質問してみました。

マーベックスさんは床下設置の換気システムで有名です。

床下から空気を上げるのでコンクリート臭は大丈夫か気になります。
営業担当さんが回答してくれました。
「自宅が基礎断熱なのですが、コンクリート臭は確かに最初感じました。
でも、最近は全く感じなくなりました」
続けて
「ちなみに、家を建てて10年です」
えー!10年!!
やっぱりなかなか抜けないんですね。(^^;
個人的には 最初の2年ぐらいが ちょっとキツイような気がしますが。
自分なりに考えてみたのですが
「基礎断熱&床下エアコンを採用するなら 基礎を高基礎にすべきである」
こうすれば臭いも軽減できるし、粉塵も部屋まで舞わないと思います (^^)
コストはそれなりに掛かりそうです。
基礎が高基礎&地中梁&構造計算で 100万円程度プラスではないでしょうか?
いやあ、なかなか~(^^;
チャレンジしたい方は言ってください。
では <(_ _)>
カテゴリ :暖房設備
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