これで「耐震等級2」か!?
日経ホームビルダーさんの記事です。
耐震等級2の家が倒壊した!と言うショッキングな見出しです!
でも、当事務所の等級2の仕様だったら
そう簡単に倒壊しない気がするんですが・・・(^^;
倒壊した家の1回平面図です。
しかも、スジカイが少ない!
これなら倒壊て当たり前です。
耐震等級は2で 建築基準法の1.125倍の耐震性能だそうです。
普通1.25倍いるところを 熊本の地盤係数0.9を掛けて1.125倍にしているそうです。
面材耐力壁は無く スジカイのみの耐震性能です。
それに対し、当事務所の耐震壁の配置図です。
これは、耐震等級2は取っていませんが 耐震性のは全然上です。
お団子みたいなマークはダイライトを使った面材耐力壁です。
三角形はスジカイです。
1階のX方向のスジカイが物足りません。
図面を変更してもっと強化します。
地震力に対して1.8倍は入れたいです。1.4倍では物足りない!
窓上窓下の面材耐力壁は雑壁として計算しても良いのですが、
あえて耐力壁の計算に入れていません。
あくまでも「予備の耐震性能」として考えています。
耐震性能をどのくらいに設定するかは設計士しだいです。
1.12倍の人がいれば 1.8倍入れないと満足できない人もいる。
これが住宅業界なのです。
家を建てる方は
じっくり耐震性能について説明を受けてください。
当事務所としては
ダイライトの面材耐力壁+スジカイの耐震を標準としています。
さらに、強化をご希望の方には「金物接合工法」「制震テープ工法」を
お勧めいたします。
今回の記事は 日経ホームビルダーに掲載されています。
興味のある方は 購入してみてください。
最近、記事の内容が良いので
当事務所も 購読を決めました!(^^)/