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机上の理論はきらい!

 2017-05-22
高気密高断熱住宅に興味を持ったのは20年前
 気密はどうやって取る? パネル工法or気密シート張りor現場発泡
 換気システムは? 第3種or顕熱熱交換or全熱熱交換or全館空調
とりあえず、高気密高断熱に力の入ったハウスメーカーに転職した。

18年前、HPパネル工法の自邸を建てた。
 第3種換気システム(ガデリウス)、FFファンヒーター、C値0.48ほど
 樹脂複合サッシ、金物工法、ロックウール吹込み天井断熱。
社内には高気密高断熱を否定する上司もいましたが、
住んでみて思いました。
極めて快適でディメリットは無かった

冬場、FF暖房機を23時切った時点で室温21℃
約7時間後に室温は16℃程度となる。(外気温0℃)
給気側のガラリの開度は微調整が可能なので
時期と立地にあわせていじります。
冬の期間は室内温度を16℃以下に落とさない為、
壁材や床材や断熱材が蓄熱しています。
なので、室温は安定していて急激に温度は下がりません。

9年前、アイシネンフォームを採用した 事務所併用住宅を建てる。
 第3種換気システム(ジェイベック)、蓄熱暖房機、C値0.6(意外と悪い)
 樹脂複合サッシ、アイシネンによる屋根断熱、金物工法、無垢フローリング
 おまけで屋根緑化も採用。
現在も住んでおります。
蓄熱暖房機を主体として使っていたが、
現在はエアコンを暖房の主体とするようにした。
エアコンをつけっぱなしにして 室温が19℃を切らないようにしています。(冬場)
今年は、さらに室温を上げて 生活してみようかと思っています。

5年前、「ダブル断熱+トリプル樹脂サッシ」を採用したギャラリー棟を建てました。
 第3種換気システム(ダクトレス)、エアコン暖房、C値0.2
 トリプル樹脂サッシ、アイシネンによる屋根断熱、フェノールフォーム付加断熱、
 基礎断熱、金物工法、無垢フローリング。
トリプル樹脂さサッシの、断熱性能と遮音性能を体感しました。
ダブル断熱はなかなか良いと実感。
施工方法も確立できました。

1年前、「EPSダブル断熱+トリプル樹脂サッシ」を採用したモデル棟を建てました。
 第1種換気システム(ダクトレス)を実験で採用、エアコン暖房、C値0.15
 YKK製トリプル樹脂サッシ、アイシネンによる屋根断熱、
 EPS付加断熱、ウッドブリース左官外壁、基礎断熱、無垢フローリング。
 おまけで、45db低減防音室も採用!
トリプル樹脂さサッシの、断熱性能と遮音性能を再度体感しました。
ベントサンのダクトレス熱交換換気システムも使ってみました。 

このように、自己所有の建物で色々実験しております。(手放した家もありますが)
基本的に根拠に基づいて、高気密高断熱住宅をご説明いたします。

知識や経験のない人間が 机上の理論で家を語ったりしますが
そこはお施主様の鋭い洞察力で見破ってください。
カマを掛ける質問の仕方でしたら お教えいたします。(^^)/

PS:
 間違った事を力説している、設計士や専門家は多い。
 自宅で実験すれば分かるのにね!
 


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