建売住宅が良いわけないでしょ!
2017-10-01
先日、テニス仲間のおっちゃんから電話があった。
「息子が建て売り住宅を 買う気満々なんだよね。
俺も店舗の施工をしているから
建て売り住宅が良いわけないのは分かっているんだけど
うまく説明できなくてさ。
橋本さんから説明してもらえないかな!」
と言う事で、息子さんにお会いして お話をさせて頂きました。
今まで自分が経験したことや 建てている現場を見た時の感想、
実際に建て売りの仕事をしている職人さんから聞いた内容を
お伝えしました。
そして、建て売り住宅はやめて、注文住宅で家を建てることになりました。
当社で受注するか、お友達の工務店で建てるかはわかりませんが、
とにかく 注文住宅で家を建てる事になって 良かったです。(^^)
欠陥住宅は現在でも たくさん建ち続けています。
そして、やはり致命的な欠陥は建売住宅に多いようです。
こちらは 「第三者住宅検査会社カノム」さんの検査の様子です。
当社の物件をチェックしてもらっています。
名古屋の検査会社さんなのですが、石川県にもたまに来られます。
手抜き工事で有名になったローコストS社の建てた家の検査だそうです。
富山のI社の検査も何件かした事があるそうです。
家もひどかったが、会社の対応もひどかったそうです。
大きい会社なのに・・・。
いろいろ話をさせて頂いて
「大工ではなくエアコン屋が建てた欠陥住宅」と
「伝統的な手刻みなのにド下手な欠陥住宅」
「隙間相当面積4.0c㎡/㎡で高気密と言い張る大手ハウスメーカー」
などの話は強烈でした。
全ての設計士は こういう欠陥住宅の実例や真実を知り、
家を持とうとしている人にアドバイスをするべきです。
そして、家を持とうと思った方は最低限の勉強をすべきです。
折角なので、カノムさんのホームページへのリンクを張っときますね。
当事務所は検査の結果
「コンセプトさんはレベル高いですね!」
と言っていただけました。(^^)
PS:
今まで見てきた欠陥住宅の事例
・2回の根太が梁まで届いておらず床が下がった。
・室内側からのドリルが 野地板を貫通して瓦を持ち上げたままで放置。
・耐震の金物はついているが釘止めしてない中古の家。
・真冬なのに基礎の型枠養生期間が中1日。
・筋かいが建築基準法の1.05倍程度の弱い家。
・ツーバイは屋根が掛かるのが遅いので 2週間ずーっと雨ざらしの家。
見ていて悲しくなります・・・・。
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