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「第三種が標準、第一種はOP」その理由は 

 2018-02-28
最近、熱交換型の「第一種換気システム」を標準にしているハウスメーカーは多い。
でも、「それで本当に良いと 思っているのか!」と聞きたくなります。

当事務所はダクト式第三種が標準です。
採用率は85%。
第一種はオプション扱いで 採用率は15%ほどです。

換気システムの種類を決めていくときに こう聞きます。
「年4回のフィルター清掃を忘れずにやれますか?
 もし2年間ほったらかしにしたら大変なことになりますよ!
 大丈夫なら第一種を採用しても良いと思います」

こちのメーカーのカタログにはやんわりと書いてありますね。
ホームページには 清掃すべき回数がちゃんと書いてあります。
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こちらのメーカーはキッチリ写真付きで書いてあります。
3か月経ったらフィルターはこのくらい汚れます。
忘れすに清掃してくださいね~と。
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第一種が標準の会社は
「熱交換のできる第一種換気システムが最高!」
と言うに決まってます。
あえて第三種に変更してくれと言う 施主さんも居ないでしょう。

しっかり説明していないからね!

説明できている会社は少ないし、間違って説明していたりもする。
10年間メンテフリーです!と間違って説明しているハウスメーカーもいました。

換気システムを納入している 福田温熱空調の代表は言います。
「やっぱり第三種の方が良いと思う。
 普通の人はメンテしないですから。
 第一種の導入に失敗した工務店さん泣きつかれて
 第三種に入れ替えしたこともあるし・・・。
 第三種が安全で良いと思います。
 北海道の住宅も第一種から第三種に戻りだしてますわ」

わたしも同感です。
メンテを楽しめる人だけ 第一種を採用してください。

ちなみに私の最初の自宅は第三種、2棟目の家も第三種です。
メンテをしている暇はなし、第三種でも充分有効です。(^^)/

PS:将来、これは大きな問題になると思います・・・。

カテゴリ :換気システム トラックバック(-) コメント(-)
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