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50mmの排気管はやはり危険

 2018-06-19
当事務所が国産の換気システム(ローヤルは除く)を使わない理由。
50mmの排気管(スパイラル管)をシステムに組み込んでくるから。

専門家の情報によると、
やはり今でも50mm管が詰まるというトラブルが発生しているそうです。
排気ができないと言う事は 給気ができても空気が流れないと言う事です。

空気が流れないと言う事が、かなり深刻な問題となっています。
詳しくはお会いした方にお話しします。

最近、売れているらしいマーベックスの配管です。
100mmや150mmを基本とした考え方は正しいです。
50mmは論外、せめて75mmは欲しい。
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マーベックスの換気システムは基礎断熱用ですね。
床下エアコンにしなくて大丈夫?とは思うんですが。

基礎断熱は断熱性能不足となりやすいので、
外側+内側+内床(外周部)に断熱材が欲しいです。

住んでいる方に聞くと、コンクリート臭はわずかに上がってくるそうです。

当事務所でも今度採用する予定です。
(クライアント様の要望により)

ガデリウス、バーコ、ジェイベック、スティーベル、ローヤルに続いて
6番目のメーカーを採用することとなります。(^^)
一応、カウンセリングして商品を決めております。

話は変わって、
最近、第一種換気システムを標準とするハウスメーカーが増えています。
電気代が安くつくとか、スペックが上がるとかで。

でも、気を付けてください。
年3回ほどフィルターを掃除しないと、大変なことになるかもしれません。
実際にトラブルになって第三種に入れ替えた物件がいくつもあるそうです。
メンテの必要性をしっかり説明しているハウスメーカーはごく少数です。

フィルターは寿命があります。
それは、ご存知かと思いますが
「モーター」「熱交換素子」そして「換気システム本体」にも
寿命があります。
モーターと熱交換素子の寿命は 15年弱なんで忘れずに交換してくださいね。
劣化してきたら面倒なことになりますよ。
(熱交換素子の寿命が5年のメーカーもあります)

私の家は全部 第三種換気システムです。
忙しくて手入れをする時間がないので。(^^;

うちで設計した家の
15%が第一種 85%が第三種
です。
カウンセリングして、商品を選定しております。

こんな事を全部説明するハウスメーカーはまずありません。
CONCEPT建築設計は義務として全部説明いたします。

設計事務所やハウスメーカーの説明で満足できなかったら
最後に当事務所にお越しください。(^^)/

PS:
 北海道も第一種から第三種に戻り始めているそうです。
 それでも第一種が標準のHMが増えているのはなぜか。 
 バリバリの研究者が標準仕様を決めているわけではないから・・・。

カテゴリ :換気システム トラックバック(-) コメント(-)
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