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日射をコントロールする必要性

 2018-08-04
毎日、暑いですね~(^^;

ちょっと調べたいことがあったので モデル棟に行ってきました。
調べたたかったのは
「日射の当たる所の温度」「日射の当たらない所の温度」
です。

窓枠の日射が当たらない部分は31.5℃
多少、日の当たる所の熱が伝導しているようです。
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そして、窓枠の日射が当たる部分の温度です。
34.8℃!
結構な温度です。
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サッシはAPW330トリプル樹脂サッシ(真空層あり3枚ガラス、遮熱型LOW-E)
遮熱性能と断熱性能は非常に高いサッシですが、
日射をカットするにはちょっと不十分です。

この建物は、ブラインドやカーテンを装備していないのですが、
やはり遮熱に有効なブラインドを付けるべきですね。

ついでに、床も測ってみました。

日射の当たらない所は29.5℃
エアコンの温度設定は もう少し下げても良いかなと。
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日射の当たる所は33.3℃
遮熱型Low-Eガラスはかなり効果的ではあるが
完ぺきではない!
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夏の時期、高度の低い西の日差しはもちろんだが、
7時~10時の東の日差しをカットするもの重要である。

窓外のブラインドは高価なので、室内側のブラインドをお勧めいたします。
竹や木が素材のブラインドが良いと思います。
(吹き抜けはロールスクリーンでも良いと思います)

日差しをしっかりコントロールして 夏を快適に過ごしましょう!(^^)/

PS:
 お施主様には「真実」をお伝えしたいと思っています。
 それゆえに、根拠となる実験結果やデータを常に求めます。
 一般的な設計士とは ちょっと違うのです。
 とは言っても、目指すのは所ジョージ的な設計士ですが(^^;

カテゴリ :温湿度計 トラックバック(-) コメント(-)
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