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高気密にした方が良いと思いますよ!

 2019-06-25
高気密高断熱住宅のC値は 0.5c㎡/㎡をクリアしたい。

サッシや玄関ドアは多少隙間があっても良いのです。
しっかり気密を取りたいのは 給排水管の断熱材貫通部、コンセント周り
そしてユニットバス区画の気密断熱です。

解説のために 気密を取っていない家の断面図を描いてみました。
(あえて手描き)
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気密測定をしない家(もしくはC値1.5を確保できない家)はこんな感じです。

床の断熱材をくりぬいて配管を通しますが、この状態で仕上がりです。
当然ながら、隙間から冷気が侵入してきます。
(もちろん、いろんな虫たちも上がってきます)
そして、冷気はキャビネットと床の隙間から流れ出てきます。
こんな構造だから 足元が寒いのです。
同じことは、洗面化粧台やトイレ手洗い器でも言えます。

しかも「ジメジメしそう」と書いた部分は
室内の温かい湿った空気と 外気の冷たい空気が触れ合いますので
結露を起こしやすい空間となっています。

この空間、あの茶色の虫にとってはとっても快適な空間です。
湿気があるし、温かいところもあるし、食べ物は沢山あるし。

ちなみに、私は高気密高断熱の家に17年住んでいますが
茶色い虫を発見したのは7回ぐらいです。
おそらく外部から侵入したものと思われます。
繁殖はしておりません。(^^)/

今回はシステムキッチンの断面を描いてみましたが
ユニットバスや玄関周りの断面図も 解説の為に描いてみたいです。
(ユニットバスは前に描いた事あり)

気密をしっかり取るか、それとも取らないかは
施主であるあなたが判断してください!(^^)

PS :
 どうせなら 生活スタイルが変わってしまうぐらいの新居に 住んで頂きたい!


カテゴリ :断熱材 トラックバック(-) コメント(-)
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