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実害ができてきたので 反論開始!

 2020-08-13
最近、松尾さんのYouTubeを見ているクライアント様が増えましたね。

でも、間違った事も言っていますので、反論を開始します。
この方を良く知る方に「あの感じで 大丈夫ですか?」と聞いたところ
「最近、意見が偏っている気がする。裸の王様状態かもしれない」
とコメントをくれました。
確かに!そうかもしれませんね(^^;

最近、壁体内結露について語ったYouTubeの内容について
クライアント様から質問を受ける事が多いです。
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YouTubeの中で
「日本で一番、現場発泡のシェアを持っているアクアフォームさん・・・・」
「アクアフォームさんの本社に行って、透湿抵抗について聞いてきました・・・・」
と話されております。
それを見ていた私は アクアフォームがお勧めです!と言っているように感じました。
本当はそう思われていないのでしょうけど そのように皆さん感じていると思います。

なんで、アクアフォームとそんなに仲がいいの?と思って調べてみたら
アクアフォームから講演会を依頼されていたのですね。
当然ながらお金も頂いておりますね。
それだけでは無く、講演会の後は一緒に飲みに行ったりしますよね。

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そして、メーカーさんは
「先生、先生」
と持ち上げて来るわけですよね。

でも、アクアフォームってそんなに良いですか?
「緑の液体がコンセントから出てくる事件」や
「石川県の代理店が〇〇屋が施工していた事件」
は御存じでしょうか?
知らなければ情報収集能力が足りないし、知っていれば・・・・ですよ。

それと 「気密シート+グラスウール」「現場発泡断熱材」の話を持ち出して
気密シートを施工するやり方が 壁体内結露防止には一番良い!と言う結論になりました。
でも、パネル工法(高発泡ポリスチレンフォーム+構造用合板など)を
持ち出さなかったのはワザとですか?
壁体内結露防止を重視するなら もっとも有効だと思いますよ。
気密シートの施工は技量を要しますし 経年劣化を防ぐには施工の技術が必要です。

なぜ、パネル工法を持ち出さなかったのか?
それは、グラスウールが一番でなくてはならない理由があったからだと 想像します。

松尾さんは新住協を推してますからね。

新住協は「気密シート+グラスウール」を使った高性能住宅を推進するグループです。
硝子繊維協会とも深い繋がりもあります。(お金の流れもあるらしい)
一緒にいろいろイベントもやっているみたいですし。

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なんか色々繋がりがあるので 都合の良い事だけ言っているように見えてしまいます。
それは、私だけじゃないと思います。

前にも書きましたが、このコメントは本当に害があります。
皆さん、これは無視しましょう。
それか、相談してください。
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本当だったら1.7㎡の窓を付けようと思っていた部屋が
このコメントで0.4㎡になってしまいそうでした。
(私が目を離しているすき)

子供室の窓を0.4㎡の窓2つにしてしまったら どうなりますか?
光熱費が年間1000円ぐらい安くなる?(トリプルも性能は高いからね)
それは良い事ですね、サッシの費用も3万円ぐらい安くなるし。
でもね、昼間でも暗いですよ。
照明器具を点灯する必要が出てきます。
電気代も少し掛かりますよね。
だいたい、そこに住む子供たちは 快適だって言ってくれるのでしょうか?

西日は多少 窓の大きさを考えるとして
北面は1.7㎡ぐらいの大きさの窓は欲しいです。
私は、日中は照明の要らない部屋に住みたいです。

今回の事で感じたのは 完璧な設計士はいないという事です。
それは、不完全な設計士に自分も含まれます。
少しずつ、完成度の高い設計士になれるよう努力はしているんですけどね。(^^;

施主様は疑問に思う事がありましたら 是非ご相談ください。
良い情報を持っている可能性があります。

よろしくお願いいたします。(^^)

PS :
 アイシネンはカナダ、北米、そして中東でシェアを伸ばしているそうです。
 安さだけを追求する 日本のハウスメーカーに売る気はないそうです。
 それで、良いんじゃないかな。

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