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北陸でも「耐震等級3」は可能です!

 2020-08-20
8月19日 「耐震等級3の家」T邸が上棟いたしました。

北陸においては「最強の家」となります!
(雑壁は計算に入れてませんから)

クライアント様が望まれれば 耐震等級3も可能です。(^^)

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北陸の場合、積雪荷重を考慮しないといけないので
 北陸の耐震等級2 = 関東の耐震等級3
と言われております。
建築基準法の必要壁量で比較すると 確かにその様な感じです。

屋根は軽量化の為に 石付き板金屋根を採用
吹き抜けも可能(位置を検討する必要あり)
下屋があっても大丈夫です。
耐力壁の直下率の検討は必要ですが
意外と気楽に採用できる気がしてきました(^^)

今回は制震テープ工法も採用しています。

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コスト面ほこのような感じです。

■標準
  構造計算無し(建築基準法の必要壁量の1.8倍を確保)

■耐震等級2 標準より60万円アップ
  構造計算あり(耐震強化、水平構面強化、基礎配筋強化)

■耐震等級3 標準より80万円アップ
  構造計算あり(さらに耐震強化、さらに水平構面強化、基礎配筋強化、直下率)

構造計算をするかしないかで 建築コストが大きく変わってきます。
(普通なら)

ちょっと、構造計算について 言っておきたい事があります。
ハウスメーカーが社内でしている構造計算は 信用できない物もある!という事です。
前にも書きましたが どう考えてもおかしい構造計算をするHMが数社あります。
自社で構造計算をして、ゆるい審査機関を通して「耐震等級2以上」を
取っている会社があるのです。

ちょっとおかしいなと思ったら
「自社で構造計算をしているんですよね。
 だったら審査機関はどこに頼んでいるんですか?」
と聞いておいてください。
こっちでも裏を取って調べますから。
あえて県外の審査機関に出している所は怪しい気がします。

CONCEPT建築設計はあえて「構造計算」「気密測定」は社外の業者さんを使います。
その方が 複数の目でチェックできますし 色々な意見を聞くことができます。
お互いにおかしい所は指摘できる体制にしております。
(一級建築も社内に沢山いますしね)

こんな考え方で設計とマネージメントをしております。
信用できそうでしょうか?(^^;

信頼に答えられように頑張ります!(^^)

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