アイシネンフォーム
2009-04-16
Mk-Houseのアイシネン吹き付け断熱工事が始まりました。工事はキングラン中部さんが行います。(岐阜から工事に来ます)
アイシネンフォームとの出会いは9年ほど前になります。
国産のウレタンフォームを高気密高断熱住宅に採用することを検討していました。
しかし、問題がいくつかありました。
・燃えにくくする為にはコストのかかる難燃材を混ぜなくてはいけない。
・代替フロンを使ってウレタンを発泡させる必要がある。
・かなり硬い仕上がりになるため、木材が動くと追従できない。
・硬化する時に収縮し吹き付け面の中央にX型のひび割れができてしまう。
・ウレタン表面を削ると気密性能が落ちてしまう。
そ言った理由で採用には至りませんでした。
最終的には国産の現場発泡ウレタンあきらめ
北米で実績のあるアイシネンを採用することに決めました。
そして現在に至ります。
施工実績は約20棟。私の自宅もアイシネンフォームを採用しました。

岐阜よりプラントを積んだトラックがやってきました。

壁に吹き付けたアイシネンです。
契約では80mmですが かなり多めに吹いてくれてます。
105mmの壁厚からはみ出したアイシネンはナイフでカットします。
屋根裏も100mmの契約ですが、こちらもかなり多めに吹いてあります。
アイシネンより安い水発泡の類似品があるのですが、
水を吸ってしまう致命的な弱点があります。
水を吸ったり通したりしては 壁体内結露を抑えることはできませんね。
だからCONCEPT建築設計の標準断熱材はアイシネンフォームなのです。
(もう少し安くなってくれれば ありがたいですが・・・)
興味のある方はご連絡ください。いつでも工事現場をご案内いたします。
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