日射取得型ガラスではありませんが
2021-02-16
M邸にいる時にちょっと実験しました。
日の当たっている所と 陰になっている所で
温度差はどれくらいになるのか?を調べます。

このサッシは
トリプル樹脂サッシの日射遮蔽型ガラス(ダブルLOW-Eで日射を遮る)です。
日射を遮蔽するガラスとしては最高レベルの製品です。
それでも、日射の力は偉大で3.6度の温度差が付きました。
写真は取れなかったのですが 最終的には4.5度の温度差が付いたのです。
日射遮蔽型のガラスを使っていても、ブラインドなので日差しのコントロールは
必要となります。
日射取得型のガラスを採用する場合は 当然温度差は大きくなります。
実験用のガラスは入手しましたが まだ試験体を製作できていないのです。
早く作って実験したい。
日射取得型のガラスを採用したことはありまして
その時の体感では10度以上差がついていました。
ガラスの特徴を理解してから 選択してくださいね。
日射取得型のガラスを採用する時は くれぐれもご注意を!
ちなみに、当事務所の2021モデル棟は LIXIL製エルスターXを採用。
クリプトンガス入りガラス(樹脂枠の中空層にウレタン断熱材充填あり)の
ちょっと良い仕様のトリプル樹脂サッシです。
コスト的には通常のトリプルより15%ほど高いですが価値はあります。
モデル棟は「遮熱能力」に力を入れております。
だって、風景を楽しみたいです。
出来ればブラインドを降ろしたくありません。
「家」の目指す性能には 多様性があっても良いと思います。
是非「目指したい家」について ご相談ください。
設計士が 対面でご相談に乗らせて頂きます!
PS: 2/22より 設計士が一人増員となります。楽しみです。(^^)
カテゴリ :サッシ
トラックバック(-)
コメント(-)
タグ :