4つの自社実験棟でデータを収集!
2021-07-19
高気密高断熱を語るために 自社実験棟を4つ所有しています。
高気密高断熱住宅に住んだ事の無い設計者が
高気密高断熱を語るなんて おかしいと思うんですよね。
お勧めできるUA値について 誤った解釈をしている設計者は多いです。
そんな勘違いしている人が YouTubeでそれっぽく語っているんですよね。
困ったものです。
<今年に完成のモデル棟>
UA値:0.34 C値:0.06 耐震性能:耐震等級2許容応力度計算あり
床下エアコン(ツイン)
小屋裏冷房室空調

<約4年前に完成>
UA値:0.41 C値:0.15 耐震性能:建築基準法の必要壁量1.8倍
45db低減防音室搭載
ウッドブリース塗り壁外壁(ダブル断熱含む)
<約8年前に完成>
UA値:0.36 C値:0.10 耐震性能:建築基準法の必要壁量1.6倍
ダブル断熱とトリプル樹脂サッシを初めて採用
最近、太陽光発電を後載せしました
断熱性能だけでなく遮音性能の高さに驚きました。
<約13年前に完成>
UA値0.55程度 C値0.6程度 耐震性能:建築基準法の必要壁量1.5倍
金物工法を採用
アイシネンを採用
あこがれの屋根緑化工法を採用
事務所兼自宅
サッシがアルミ樹脂複合サッシの為にUA値はさほど高くはありません。
でも、気密をしっかり取ってあるので 高気密高断熱の良さは体感できます。
これらのモデル棟のデータをフィードバックして 現在の設計に生かしています。
YouTuber設計士の言っていることが本当に正しいのか
私にも質問してほしいなあ。
「地域性」や「住む人の生活スタイル」を考えて設計すべきです。
対面相談を積み重ねて 良い家を建てたら良いと思います。
という事で よろしくお願いいたします。(^^)
PS:競合を掛けても良いですけど こんな感じの設計士ってほとんど居ないと思う。
カテゴリ :建築
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