ウッドショックはさらに悪化
2021-08-05
ウッドショックはさらに悪化しています。
木材費は小さめの家で150万円アップ
大きめの家だと200万円以上のアップとなっています。
(この金額はエンドユーザー価格ではなく、卸しの金額です)
米国の木材先物取引は 既にバブルがはじけて値崩れしました。
しかし、高額の木材を仕入れている卸業者は それを売り切るまでは値段を下げません。
年内いっぱいは高いままかと思われます。
(厳し目に見ております)

木材価格の高騰は困ったものですが、
構造用合板の供給不足も より深刻になっています。
特に厚物24mm合板が お盆明けに入手できなくなりそうです。
(ウチは28mmなので、まだマシのようです)
床合板の代わりに使える資材が無いので 本当に現場がストップするかも・・・
と予想している材木屋社長もおられます。
当事務所は3つの材木屋さんと 頻繁に情報を交換して対応策を練っています。
価格面と供給面、それと今後の予想です。
小さな工務店やローコスト、設計事務所には
材木が回らなくなりますので ご注意ください。
ウチは大丈夫なのですが 木材費がどんどん高くなるので
「見積りしても意味あるのかな?」と作業を躊躇してます。
これは、心ある材木屋さんの担当さんも一緒です。
半導体不足もさらに深刻化してきました。
エアコンは三菱電機に続き、三菱重工も受注停止となりました。
他のメーカーも品物は無くなりつつあります。
日立のエコキュートが受注停止となりました。
(ウチは日立を使っていませんが)
パナソニックも遅れが出ていると聞きます。
エコキュートが入らなければ 建物の引き渡しはできません。
ローコストや建て売りはリスクありますね。
ドイツ製の食洗機については いろいろ考えてやってます。
ミーレの限定品(5000番台)が3台確保できたのは朗報です。
秋に発売されるボッシュの新型に期待しています。
AEGはなんとかやってくれてるので助かります。
CONCEPT建築設計は 年間35棟ぐらい建てているので優遇されています。
分離発注だから 設備機器は割安感があるので良い物を採用しています。
そのおかげで IHや換気扇が供給不足になる事も無いです。
とても助かります。
これらの件に関しましては お会いした時にご説明いたします。
そして、対策を検討しましょう。(^^)
PS :こんな非常事態に強いCONCEPT建築設計です。
カテゴリ :ひとりごと
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