県外の設計事務所を手本にしますか?べた基礎の一発打ち
2022-05-19
最近、ネットやYouTubeで見かけた他社(設計事務所)の仕様を
自分の家の建築に取り入れたいと言うお客様が増えています。
べた基礎の一発打ち(スラブと立ち上がりを一度に打設)もその一つです。
当事務所は4つの基礎屋さんと付き合いがありますが、
皆さん「大変なのでやりたくない」と言います。
布基礎ならまだしも べたで型枠を宙に浮かすのはなかなか大変です。
でも最近、一発打ちをできる基礎屋さんを紹介されたのです。
そこで早速見積りを取ってみました。
出てきた見積りは 通常の打設方法に比べて60万円アップでした。
やはり、手間が半端なく掛かりますからね~(^^;
これは、当事務所の通常べた基礎です。
スラブのコンクリートを打設しております。
後日、立ち上がりを打設します。

それと、「基礎を打ち放しの仕上げにしたい!」と言う方もたまにいらっしゃいます。
これも県外の設計事務所が絶賛しておるので そう言う要望が出てくるようです。
打ち放し仕上げのディメリットもあるので 一応あげておきます。
①コンクリートの風化を防ぐには モルタル刷毛引きがあった方が長持ちする。
②一発打ちができない場合、打ち継ぎ部が完璧ではないので シロアリの侵入するかも。
ちなみに当事務所の場合、打ち継ぎ部にシロアリ止めとして止水板を入れてあります。
なので、打ち放し仕上げにする事は可能です。
コスト的には5万円程度のアップで実現できます。
止水板を標準で入れております。
一応、一通り説明いたしました。
じっくり、ご検討ください。(^^)
カテゴリ :基礎
トラックバック(-)
コメント(-)
タグ :