完成時の「流量調整」は必要なんですけど
2022-08-21
換気システムが 想定した排気量を確保できているかを
確認するのが「流量調整」です。
これは換気システムを しっかり機能させる為に必要なのですが
実施していないビルダーがとても多いです。
2022Hモデルハウスの流量調整をする福田温熱空調さん

当事務所では 第3種換気システム(ダクト式)グリーンファンの部材一式を
福田温熱空調さんに発注しています。
最後の仕上げとして この流量調整をしてくれます。
それぞれの排気量が確保できるように レジスターを調整してもくれます。
吸い込みが弱い時は指摘してくれるので 電気屋の方で配管を修正いたします。
この作業は すべきなのですが されていないのが実情です。
折角導入したのだから しっかりと機能させたい。
これがあれば コロナ対策の空気の入れ替えもきっちり出来ます。
多くのビルダーは 「確認申請時のシックハウス対策」をクリアさせるだけの物と
考えているのでしょう。
それは、とっても勿体ないと思います。
福田温熱空調さんは 知識と経験があり頼りになります。
さらに、当事務所はそれに加え 独自の知識と経験があります。
高気密高断熱の家に22年住んでいると言うのもありますし、
社屋(モデル棟含)が4棟ありデータを取れるのは大きいです。
福田温熱空調さんには 気密測定(全棟で実施)お願いしております。
これからも、さらに頑張って頂こうと思っております(^^)
PS:
最近感じるのは「高気密高断熱ができないビルダーは受注が厳しい」という事です。
高気密の施工ができないビルダーは 高気密の施工ができるビルダーに
たやすく論破されてしましますので。
今年は特に 勝敗に差がついているみたいですよ~。
カテゴリ :換気システム
トラックバック(-)
コメント(-)
タグ :