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職人不足になる事を想定した 高気密高断熱

 2022-09-22
M邸(富山県富山市)の気密測定を行いました。

結果は 
C値=0.035c㎡/㎡
でした。

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気密測定を行ったのは外注の福田温熱空調さんです。
今回も施主様が測定に立ち会われました。
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壁と屋根はアイシネンフォーム断熱材の吹き付です。
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こちらの耐震耐火面材「EXハイパー」にアイシネンを吹き付けて
気密を確保しております。
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こちらを担当している大工さんと 話をしていたのですが
若い大工さんが全く居ないそうです。
45歳の大工さんが 大工仲間(石田建築)の中では一番若手だそうです!
これは、人不足がかなり深刻ですね。

気密シートによる気密施工は 思ったよりも早い時期に衰退しそうです。
そのうち、現場発泡ウレタン工法か パネル工法になっていく事でしょう。
大工さんは 気密シート張りを基本的には嫌がります。
大工のする仕事では無い!と。

特に 複雑な形状の建物、屋根面で気密を取る建物、高い数値を求める建物は
嫌がります。
施工が大変ですから。

大工さん不足に備えて 今の工法をしっかりやって行きたいと思います。(^^)/

PS :
 アイシネンを使った工法は 始めてから22年が経ちました。
 施工技術的には かなり熟成されております。
 もちろん、大工さん達も慣れてますよ!

カテゴリ :気密測定 トラックバック(-) コメント(-)
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