fc2ブログ

友人から「カラーフロアの破損」について聞かれました

 2022-11-19
先日、構造設計事務所をしている友人より メールが届きました。
その内容を公開します。
(素人じゃないので良いでしょ)

0159bea50f7560792306afc5494c67ed7ae6015db5.jpg    

  01735443498371ac51ee73e200ce393ef97cf8a1cf.jpg0191fedd86cdab5f1f2006467d4f662f1a070552a2.jpg

この質問に対しての返答は
「建材のカラーフロア系はこんなものです。
 北関東では結露はしないと思うので おそらく紫外線か熱害だと思います。
 直し方としては、この上に3mmのリフォーム用カラーフロアを張って
 仕上げるのが一般的です。
 コスト的には25坪ほどを直すとして80~100万円ぐらいかと思われます」
と言うクールなコメントになりました。

最高級グレードでありながら この耐久性とは困ったものです。
でも、ほんとそんな物なのです。
製造する過程では この接着剤で合板とオレフィンシートを接着して
ウレタン塗装を10回掛ければ 表面は劣化しないし まして剥離はしないだろう!
と思って作たんだろうと思います。

クレームが出始めて こう思ったことでしょう。
「あー失敗だった。
 ホルムアルデヒドを抑えるために使った あのボンドの接着力が弱かった。
 前まで使っていたボンドは耐久性が高かったのにな~。
 次回からは、他にいいボンドが無いか探して使ってみよう」

私が22年前に建てた自宅は 床材はカラーフロアでした。
勤めていたハウスメーカーの標準仕様でした。
悪くなさそうだったので採用したのですが、
住み始めて6年で 書斎の床が剥離しました。
イスのキャスターで負荷は掛かりますが そんなにハードな使い方はしておりません。
直す場合は 表面の3mmの仕上げ材を 新品から移植する事もできるのですが
その物が廃番となってしまたので 直すことはできませんでした。
そして、家はそのままで他人に譲ることになりました。

それ以来「2度と使わない!」と誓いました。
(たまに施主様の強い希望で使ってますが)
CONCEPT建築設計の標準仕様は「無垢フローリング」になったのです。

今、当事務所の家の構造体は 控えめに言って75年持ちます。
いや、100年以上持つ気がしますね。
構造体が劣化するポイントを全部克服しているはずですから。

構造体は長持ちしますが 床材は摩耗し劣化します。
カラーフロアが20年で劣化してきて直すとしましょう。
ボンドで下地の合板とビッチリ固定してあるので 外すことはできません。
その上にリフォーム用のカラーフロア(1.5~3mm)を張る事になります。
一次的には綺麗になりますが そこから劣化が始まります。
きっと、何度も重ね張りをしていく事になるでしょうね。

窯業系サイディングの外壁も同じような事が言えます。
物凄く耐久性があるようなことをメーカーは言いますが、
北陸では確実に劣化します。
凍結により起こる損傷は いまだに克服できていません。
でも、使っているビルダーは多いです。
その理由については お会いした時にお話しいたします。
(長くなるので!)

CONCEPT建築設計の標準仕様は「私が住みたい家」の仕様です。
メンテナンスは楽で、温度のバリアフリーで、地震に強い家で、
質感の良い家になっています。

もちろん、その仕様をお施主様の好みで変更してもOKですが、
それなりのディメリットがある可能性はあると思います。
(それをスタッフが説明しきれるかは分かりません)
CONCEPT建築設計で家を建てたスタッフなら ご説明できると思います。

気になる事がありましたら なんでも質問してください。
全部、根拠から説明させて頂きます(^^)

PS:
 メーカーの営業さんが 悪気も無くお勧めしてくるのは困りますね。
 住宅業界で働いている人で 正しい事を言える人は少ないと思います。
 わたしは正しい事を言いたいので やたらと裏を取って説明いたします。
 あと、自社社屋で実験するのも好きですね。

カテゴリ :メンテ トラックバック(-) コメント(-)
タグ :
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫