性能評価 第2回目検査
2009-08-21
性能評価の躯体工事(第2回目)検査に入っていただきました。チェックするポイントは構造金物の施工状況、基礎の高さ、床断熱材の厚さ、
梁セイ、筋カイの方向と数などです。
今回も問題なく検査をクリアしました。
分離発注方式を採用しているので、工務店の監督さんは存在しませんが、
材木屋のPCと連動した正確な加工、大工さんの確実な施工、
CONCEPT建築設計の事前チェックがあれば まったく問題ありません。

検査も終わり、住宅総合センターからいらした検査官さんと少し雑談。
「長期優良住宅の審査って 大変じゃないですか?」と聞いてみました。
「住宅総合センターでは長期優良住宅の審査は行っていないんですよ。
まえに審査業務をするか検討したんですが キャパを超えてしまうので無理と判断しました。」
確かに、長期優良住宅の審査はハンパなく大変です。
時間も人員もかなり必要となりますね。
(Q値計算や構造がらみの計算がかなり必要なんですよ~)
長期優良住宅の審査窓口は金沢市役所がメインとなります。
新聞に書いてあったように6ヵ月待ちというのも本当のようです。
石川県の長期優良住宅は止まっているのも同然で、
笠舞ウッドパークや上荒屋ウッドパークの住宅展も
長期優良住宅を取ることができませんでした。(ほとんど全部)
長期優良住宅を希望のクライアント様は 時間がかかる事を覚悟してください。
それとべた基礎はかなり割高になりますのでご注意ください。
どうやら地中梁と配管用ピットが必要になりそうです。
長期優良住宅については 情報が入り次第 ブログで報告したいと思います。
でわでわ。
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