上棟から2日後
2009-12-25
12月22日に上棟した Sz-House です。23日に野地板の残りを張り、屋根にルーフィングを張りました。
24日のお昼には瓦が施工されています。
外周のダイライトも ほぼ取り付けを完了しました。
在来工法は天気の悪い季節に向いています。

ある、お客様から質問を受けたことがあります。
「在来工法とツーバイフォー工法、どちらが良い工法ですか?」と。
私は、北陸において、ツーバイフォーより在来工法の方が適していると思っています。
在来工法であれば 上棟当日もしくは翌日に 屋根のルーフィング(防水紙)を張ることができ、
雨をある程度しのぐことができます。
しかし、ツーバイフォーは下から順番に組み上げるので 屋根がかかるまで10日ほどかかります。
フレーミングを行いながら雨を防ぐことは難しく、運が悪ければ濡れっぱなしです。
しかも、1階の床には繊維系断熱材がすでに入っているケースが多いです。
(カビが発生するかも知れません)
外周に張る構造用合板の耐久性と防蟻性も心配な部分です。
ツーバイフォーは耐震性能が優れていますが、
在来工法でもダイライトを外周に張ることにより
ツーバイフォー以上の耐震性能を計画する事が可能です。
あえてツーバイフォーで施工する必要性は感じませんね。

瓦屋さんが施工中。

施工が早いです。今日中に完了するんじゃない?

ダイライトの施工も二人でやると早いですね。
明後日から、サッシの取り付けに入ります。
これだけ施工が早ければ、冬の時期や梅雨の時期でもバッチリだと思います。
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