温湿度計で測ってみる
2010-01-06
我が家には温湿度計が多数設置してあります。それは、室内環境を語る上で 温度と湿度は重要だと感じたからです。
飽和水蒸気量は 0℃のとき4.85g/㎥、20℃のときは17.2g/㎥なのです。
つまり0℃のときに湿度60パーセントだとすると 1㎥あたり2.91gの水蒸気が含まれていることになります。
これを20℃に暖めると湿度は16.9パーセントになるのです。
それに、人体から発生する水蒸気や 洗濯物からの湿気や 調理のときにでる水蒸気が加わって
30パーセントあたりに落ち着いているんですね。
これは高気密高断熱だけに起こる現象ではなく 在来工法でも同じ事はおこります。
とりあえず、温湿度計を見てみましょう。
<2階リビングに隣接した洗面カウンター付近>
外気温度は1℃ほどでした。室温は約20℃。湿度40パーセント

<2階リビング>
TVが近い事もあり室温は22度。加湿器を少し使って湿度40パーセント。

<1階洗面脱衣室>
以外にあったかく室温19℃。湿度40パーセント。

<玄関ホール>
我が家のあったか玄関ホールは室温19℃。湿度は35パーセント。
窓ガラスの近くに温湿度計を置きましたが 温度は19℃を示しました。
水が近くにないので 湿度は少し下がって35パーセントでした。

湿度はこんな感じなので 加湿器で湿度をコントロールする必要があります。
しかし、結露によるカビの発生は防ぐ事ができます。
また、結露によって起こるシロアリの食害も抑えられます。
さらに、冬でも洗濯物が良く乾きます。
やや乾燥気味ですが、住んでみると意外と生活しやすいですよ。
(嫁さんも気に入っているようです)
次回は暖房器具に関してレポートしたいと思います。
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